スパ銭湯の戦湯記

関西のスーパー銭湯で戦っていた銭湯員の戦闘日記。

タッチアップしてますか?

タッチアップとは
塗装工事などで、一度仕上げたところを部分的に修整塗りすること。

 

 

毎日何百人と出入りするお風呂屋さんでは、約3年目を境に経年劣化が始まります。

 

掲示物をはがした際にできる破れだったり、台車の運搬作業で柱に傷が増えてきたり、外壁が雨風で薄くなったり、ひびが入る事もあります。

 

毎日店舗にいるスタッフ達は見慣れてしまい、柱の傷も風景化してしまいます。

 

では、お客様から見たらどうでしょうか?

調整中のロッカーや穴ボコの壁を見て、味がある店だと言いますか?言いませんよね。

 

 

お客様は自分の身体をキレイにしたい、

リフレッシュ気持ちでお風呂屋に来られます。キレイなお店に行きたいのは当然ですよね。

 

そこで必要なのがタッチアップです!

やる事は簡単です。

 

傷ついた柱をペンキで塗り直す

→優しい施工業者さんならペンキの型番を聞けば教えてくれます。修理依頼したついでに聞けば、気を悪くすることはないでしょう。ネットでペンキを買えば安くつきます。

まずは小さなハケで、小さな傷から補修しましょう。家庭でも目立つキズができるとキズ隠しするのと同じ要領です。

 

 

 

クロスの部分補修

→開店時に使って残ってるものがあればいいですが、なければ施工さんに発注しましょう。

クロスが余っていれば貰い、無ければ購入。業者さん依頼すると高いので、自分達で補修しましょう。補修箇所は後々たくさん発生しますし、クロスが廃盤になる事もありますので、買っておきましょう。

 

小さなことからコツコツと。

これがお客様を離さないプチテクニック